吸音・遮音カーテンについて

新型コロナウイルス流行により、在宅ワーク・リモートワークをされる方、おうち時間を充実させたい方が多く、身の回りの音が気になるという方が増えているのではないでしょうか。

外から入ってくる騒音が気になったり、室内から生活音が漏れていないか気になったり、悩みは尽きずストレスにつながる可能性もあります。そこで、心地良い空間づくりには音への対策が必要となります。

 

吸音カーテンとは

音を吸収しやすい繊維素材（起毛素材など）を使って音を抑え、外に音が漏れるのを防ぎます。

硬く平らな素材で囲まれた空間では音が反響し、会話も聞こえづらくなりますが、吸音カーテンは音の反響や残響を抑えるはたらきがあります。

そのため、音楽スタジオやオーディオルーム、会議室、寝室、ホームシアターなどに使用すると上質な音環境を手に入れることができます。

 

遮音カーテンとは

生地裏面に音を反射させる特殊加工（コーティングやラミネート）を施し、外から音が入るのと外に音が漏れるのを防ぎます。

しかし。室内で出す音に対しては、音が反射してしまい反響音が気になる場合があるため、騒音対策には効果的ですが、楽器の演奏やオーディオルーム、シアタールームなどには不向きです。

 

おすすめのデザイン性の高い吸音カーテン

吸音・遮音カーテンなど機能性の高いものは、種類が少なかったりデザイン性に欠けていたりと、なかなかお客様のニーズにこたえられないこともありました。

しかし、2023年8月1日に発売されたアスワン株式会社のオーダーカーテン見本帳『AUTHENSE(オーセンス) EDITION 10』には、一般住宅でも使いやすい意匠性の高い生地が掲載されました。

 

イゾラル　C1039-C1048

ブライトモール糸を贅沢に使い、丁寧に織り上げたグレード感の高いファブリックス。

ボリュームがありつつ、ソフトな風合いと上品な艶も。

 

エーリス　C1049-C1058

さりげない光沢と柔らかな風合いが魅力の無地カーテン。

ヨコ糸にスラブ糸を使って生地の表情に変化をつけた商品。

 

フォルトナ　C1059-C1062

ボリュームのある生地にふわふわとしたタッチ、優しい表情が魅力のドレープ。

角度によってゆらめく美しい光沢も特徴です。

 

プレストン　C1215-C1217

リング糸を使ったボリューム感のある生地。ミックス感を出し、深みのある色合いを表現した商品。

 

エルノ　C1218-C1221

後加工によるピーチスキンのような質感と光沢が魅力の遮光カーテン。

 

注意事項

・吸音・遮音カーテンを設置する場所の周辺環境によっては効果が得られにくい場合もあります。

・遮音・吸音性能については、各メーカーが独自に試験を行って性能表示をしているため、実際の生活環境で同じ効果が得られない場合もございます。（音への敏感さは個人差もあります）

・生地の厚みや特殊加工などにより、通常のカーテンより重くなることが多いです。商品によっては通常のカーテンレールにかけられない場合があるので、既存のレールにて掛け替えを検討されているお客様はご注意ください。

弊社ではカーテンの重力とカーテンレールの耐荷重を確認のうえ、ご提案させていただきます。

 

参考：アスワン㈱　HP、オーセンス カタログ　https://www.aswan.co.jp/